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わたしのブログ

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【報恩寺(ほうおんじ)】

報恩寺
南国らしいソテツが植えられていることが多い和歌山の寺。
ここ報恩寺にもソテツの植え込みがあり、温暖な地であることを思い起こさせてくれます。
 寛文6年(1666)、頼宣(よりのぶ)の正室瑶林院(ようりんいん)(加藤清正の娘)の追福のために建てられ、2代藩主光貞(みつさだ)に招かれた日順(にちじゅん)上人が開祖した紀州徳川家の菩提寺で、徳川家に由来の寺宝が数多く眠っています。
 石畳を上がりつめると「徳川家御廟」が堂々とそびえ当時の風格を偲ばせます。
 この寺には、瑶林院の墓(市指定文化財)をはじめ、光貞夫人の天真院(てんしんいん)、5代藩主吉宗夫人寛徳院(かんとくいん)らの墓があります。
 一方、頼宣の墓は、下津町の長保寺にあり、本堂、多宝塔、大門は国宝、鎮守堂(ちんじゅどう)は重要文化財となっています。紀州徳川家によって建立された客殿と御霊屋は県指定の文化財で、見るものがたくさんありますから少し足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

和歌山市吹上1丁目6-38
バス「日赤医療センター前」下車徒歩5分
電話 073-422-9446


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